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HDやSSDのまるまるコピーは「Acronis True Image for Crucial」がオススメ!

例えばHDをSSDに変えたい、ストレージの容量をアップしたいときなどに、OSごとコピーする必要があります。
デュプリケーターというPCなしの単体で動作する機器があり、こちらは容量の少ないストレージから容量の大きいストレージへのコピーは対応していますが、その逆は対応していません。

そこでどうするかですが、システムファイルまるごとコピーできる無料のクローンソフトは現在ありません。しかしPC内にCrucial製品が接続されていれば「Acronis True Image for Crucial」が使えます。

視覚的にも分かりやすいソフトなのでオススメします。

目次

配布先からダウンロード

まずは下のダウンロードリンクから実行ファイル(exe)をダウンロードします。

ダウンロード先

サイズは698MBと大きいので回線によっては時間がかかります。

exeファイルをダブルクリックするとインストールが始まります。

インストールが完了したらアプリケーションを開始ですぐに起動することが出来ますが、開始の前にHDやSSDなどのストレージを接続しておくと作業がスムーズかもしれません。

PCにストレージを接続

今回の作業は写真上のHDを写真下のSSDにクローンコピーすることです。500GBから240GBに容量はダウンします。SSDは中古ですがCrystalDiskInfoでは正常を示しています。

それぞれのストレージを今回はUSBで接続します。SATAをUSBに変換するケーブルがAmazonで1000円以下で買えます。今回はそれを2本使用しています。

Acronis True Image for Crucialの使用説明

使用許諾契約には同意するにチェックを入れてOKボタンをクリック。カスタマーエクスプレスプログラムは参加してもしなくても構いません。

ウィザードが立ち上がります。HDからSSDへのコピーを行うので、「クローン作成ウィザードを開始」をクリック。他にはバックアップ用のイメージファイルも作れるようです。他には「高度な保護」というのもありますが、おそらく課金されます。

コマンドプロンプトでSSDの完全消去

今回はコピー先(ターゲット)に中古のSSDを使うので、やっておきたいことがありました。SSDの前のオーナーの情報が残らないように完全削除します。Windowsの検索窓に「cmd」と入力。管理者権限で実行をクリック。するとコマンドプロンプトが立ち上がります。

「diskpart」と入力してEnterキー。

diskpart

次に「list disk」と入力してEnter。以下の画面になります。接続されているディスクが一覧表示されますが、ここに表示されていないと、そもそもPCに認識されていないので、その場合USBポートを変更するなどして何とか表示させてください。

list disk

この場合、SSDは240GBなので「ディスク 5」だと分かります。ここは慎重に選択してください。分からなくなったらUSBケーブルの抜き差しなどしてしっかり確認してください。ちなみに私は必要なディスクを消去するといった失敗を何回かしています。今回、SSDを完全消去するので「select disk 5」と打ちEnter。「disk」と「5」の間にスペースが入ります。

select disk [ディスクの数字]

「ディスク 5が選択されました」が表示されたところ。

「clean」と入力し、ディスクを完全消去します。

次にGPTフォーマットに変換します。パーティションスタイルがMBRかGPTかは難しいところですが、UEFIブートがマザボが対応していれば可能、Windows11がGPTにしか対応していないことなどを考えると今はGPTフォーマットが無難と思います。

convert gpt

MBRとGPT、どっちを選べばいいの? 確認方法、変更のやり方まで徹底解説。

キーボードの上矢印キーをポンポンと何回か押して履歴から「list disk」まで戻り、Enter。GPTにチェックが付いていることを確認。「exit」と打ち込みプロンプトを抜けます。

Acronis True Image for Crucialのウィザード

ウィザードに戻ります。モードは自動(推奨)でいいと思います。

現在の状態はPCから未割り当ての状態になっています。未割り当てはサポート外だそうです。ここまま先に進んでもうまくいきませんでした。なのでPCでディスクをフォーマットします。

スタートボタンを右クリック→ディスクの管理→SSDディスクを探し、見割り当ての部分を右クリック→NTFSでデフォルトでフォーマットします。

インターフェースで接続方式が一目なのも分かりやすい。はじめにソースディスク(コピー元ディスク)を選択します。間違わないように慎重に選択してください。

次にターゲットディスク(コピー先)を選択します。間違わないように慎重に選択してください。

今回は作業中のPCのディスクを交換するわけでなく、別のノートPCのHDをSSDに交換するわけなので「別のコンピューターで使用するには」を選択。

最後の確認です。問題なければ実行をクリック。

正常に作成された旨のダイアログが表示されたら成功!
この時にソースドライブを取り外して再起動しないと、作成したドライブから起動してビックリするので注意笑

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